本の査定法
1つ目の査定方法は、専門書などを個人の古本屋さんで買い取ってもらう場合です。
この場合、本買取の査定方法としては、その店の店主や関係者が、その本に対してどの程度の価値があるのか、希少性や骨董性、歴史、現在の需要の状況や在庫との兼ね合いを考えて決めるというものです。
そのため、保存状態が多少悪かったとしても、貴重な本だったりマニア受けをする本だったりすると、本買取の価格は高くなることもあります。
言ってみれば、本の価値を内容と需要で決めるというところです。主に本買取の際に高額になる可能性のある分野としては、医学書や技術書などの専門書や、発行年が新しくきれいな状態のビジネス書、発行部数や半数が少ないために市場にあまり出回っていない本、発行年が新しいきれいな状態の語学書や受験、資格の参考書、古武術などのマイナーなスポーツやマイナーな趣味・娯楽の本、超能力や気功などマイナーな精神世界についての本や宗教関係、サブカル系、レシピや名所ガイド、写真集などの専門書で洋書の物などがあります。
一方、本買取のもう1つの方法は、大手チェーン店化されている新古書店で本買取を依頼するというものです。これは、ブックオフを代表とする大手チェーン店の本買取の際の査定方法ということになります。
この場合の査定方法は、個人の古本屋さんのように1冊ずつの本の価値を考慮するというものではなく、マニュアル化されている査定方法に従って本買取の値段を決めていくというものです。査定方法は、本の種類と発行年、本の状態の3つのポイントから決めていきます。
例えば、定価1,000円の単行本の本買取を依頼したとします。するとそれをまずは、いくつかのランクに分けます。
査定のつかない本は不用品回収で処分してもらいましょう!不用品回収 回収処分
特Aの状態
特Aの状態は、発行されてから3ケ月以内の新刊本であること、Aは発行から1年以内ものであること、Bは本をキレイするために何らかの作業をする必要があるもの、Cは汚れがあったり日焼けしたりしているもの、Dは売る価値がなく廃棄処分とするものとなっています。
そして、そのランクに応じて本買取の価格が決まっています。
特Aなら定価1,000円の本の場合は100円、Aは60円、Bは40円、Cは10円、Dは0円です。ただし、その時の流行状況や在庫状態によって、高値で本買取をしてくれる場合もあります。
例えば、放映中のドラマの原作になっている本や漫画といった類や、その時人気のある芸能人が書いたタレント本のハードカバーなどです。
また、漫画に多いのですが、シリーズものは全巻揃っていたり、3から8巻は揃っていたりするなど、抜けている巻がないものの方が高値で本買取をしてくれやすくなります。
さらに、雑誌などに付録がついていたとしたら、その付録もなるべく新品のときと同じ状態でつけていたりすると、本買取価格が上がる可能性が出てきます。
また、購入時についていた本の帯やしおりも残っていると良いですね。
帯やしおりなどの有無は査定に関係ないというところもありますが、それらがきちんと残っているということは本に対する気配りもできるということなので、保存状態が良いと見られ、多少なりともランク分けが厳しくならないという可能性も出て、結局のところ高値で買い取られる可能性もあります。
この2つの本買取方法を見極め、専門書やマニア受けするような本、歴史的価値がありそうな本、希少性がありそうな本は個人の専門的な古本屋さんへ本買取を依頼し、文庫本や漫画本といったような日常的に手軽に読んできた本や雑誌は新古書店である大手チェーン店へ本買取を依頼するというように分別すると、賢く本買取をしてもらえると思います。